【ライフステージ別】シニア犬におすすめのドッグフード5選

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ドッグフードを選ぶときは何を基準にしていますか? 

原材料・栄養バランス・生産国・健康に配慮したフード・価格などなど。 
ドッグフードを選ぶときの基準っていろいろありますよね?

その中でも、今回はライフステージ別にドッグフードを探してもらえるよう、シニア犬におすすめのドッグフードを探しました。
迷っている方の参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ

  • シニア犬の合ったドッグフードを知りたい
  • いつ頃からシニア犬用フードに切り替えれば良いの?
  • シニア犬と暮らすうえで気を付けたいことを知りたい
目次

シニア犬と呼ばれる時期はいつから?

加齢の影響で身体に少しづつダメージが蓄積し、さまざまな病気のリスクも高まってくるシニア期ですが、基準となる時期はサイズによって変わります。

小型犬:8歳ごろから
中型犬:7歳ごろから
大型犬:5歳ごろから

大型犬はより早い時期から対策が必要です。

シニア期に気を付けたい身体の変化

シニア期になると少しづつ身体の様々な機能が低下し始めます。
また、成犬期と比べ運動量が減りエネルギー要求量も少なくなるので、肥満に注意が必要になります。

気を付けたい身体の変化

  • 肥満
  • 関節炎
  • 歯のトラブル
  • 筋肉量が少なくなる
  • 心臓病・腎臓病などの発症率増加
  • 嗅覚や視覚など、各組織の機能低下

肥満

シニア期は運動量が少なくなり太りやすくなる傾向があります。
病気によって運動量が減ってしまったという可能性もあるので、無理に運動させずに食事で管理をしていきましょう。
特に肥満は、心臓病や関節炎の原因にもなりますので、太らせすぎないように注意してあげてくださいね。

関節炎

犬の運動量が少なくなる原因の一つとして、シニア期の関節炎があげられます。
関節ケアのために、関節軟骨の成分となるグルコサミンやコンドロイチンが入っているドッグフードを選ぶのもおすすめです。

歯のトラブル

8歳を超える犬の85%に歯周病等の歯のトラブルがあるという報告があります。
それだけ歯のトラブルは犬にとって身近で気を付けたい病気のひとつです。

歯垢と歯石が原因で、歯周病などが引き起こされることが多いので、日ごろから食事やブラッシングによる口腔ケアをしてあげることも大切です。

筋肉量が少なくなる

シニア犬は若い犬に比べ、タンパク質を上手に吸収することができず、筋肉が分解されやすくなってしまいます。
シニア期にはカロリーを抑えつつ、良質なタンパク質を摂取させてあげることが必要です。

※タンパク質における誤解
・『高齢になるとタンパク質の量を減らすと良い』などとネットなどで記事が載っていることもありますが、実際にはメリットがありません。逆にタンパク質の利用が苦手になるシニア期は、筋肉量を維持するために良質なタンパク質を十分に確保してあげることが重要です。
・タンパク質は腎臓に負担をかけるという情報もありますが、これも誤解です。腎臓に負担をかけてしまうのはタンパク質ではなくリンだということがわかっています。腎臓の負担を少なくしてあげるには、リンの含有量を減らすことが重要です。

心臓病・腎臓病などの発症率増加

シニア犬は心臓病や腎臓病の発症リスクが急激に高まります。

腎臓病などはリンの含有量を制限することで腎臓への負担を減らせますので、ドッグフード選びの重要なポイントになります。心臓病予防として肥満にも注意しましょう。

嗅覚や視覚など、身体の各組織の機能低下

シニア期は、嗅覚や視覚といった各機能に衰えやトラブルが起き始める時期です。
例えば『白内障』などの目のトラブルは、気を付けたい病気です。

犬は視覚からの情報に頼ることが人間より少なく、飼い主が異変に気付かないうちに病気が進行していた!
なんてことも…

シニア期は早めにトラブルに気付けるよう、定期的に動物病院へ受診しましょう。

ドッグフードを選ぶときのポイント

  • 低カロリー
  • 高タンパク質
  • リンを抑える
  • 関節のケア
  • 抗酸化成分

低カロリー

運動量が低下してきた子に成犬時と同じフードを与えると肥満の原因となります。
シニア期には低カロリーのフードを選んであげましょう。

高タンパク質

シニア期はタンパク質の吸収がうまくできず、筋肉が分解されやすくなります。
筋肉維持のために十分なタンパク質を供給しましょう。
また代謝能力の維持にも効果があるので、特に意識して摂取させたい栄養素です。

リンを抑える

リンの過剰摂取は腎臓への負担が大きくなります。
腎臓病の発症リスクが高まるシニア期は、リンの含有量を抑えたフードを選びましょう。

関節のケア

シニア期に注意したい病気の一つが、関節炎です。
グルコサミンやコンドロイチンが配合されたドッグフードを選ぶこともおすすめです。

抗酸化成分

ビタミンE・やビタミンC・ルテイン・カロチノイド色素などの抗酸化成分は、老化や病気の原因になる活性酸素・フリーラジカルのへの対策に効果的です。

このような栄養素に配合されている、アンチエイジングに配慮したドッグフードを是非検討してみてください。

あったら嬉しい!シニア犬のドッグフードに欲しい機能

  • 腸内環境ケア
  • 豊富な食物繊維
  • 形状や硬さに工夫
  • 口腔ケアができるフード
  • オメガ3・オメガ6配合で毛並みケア

腸内環境ケア

身体機能の維持に十分なタンパク質が必要なシニア期ですが、未消化のタンパク質は腸内環境に悪影響を与えてしまいます。
消化能力も徐々に低下していくので、
・ウンチが臭い
・下痢になってしまった
などの症状が出た場合は、腸内環境に配慮されたフードに変えてみましょう。

豊富な食物繊維

食物繊維を増やすと消化管の健康維持ができるだけでなく、食事量を減らさずにカロリーを抑えることができます。
食いしん坊のわんちゃんには、食事量が減らないように、食物繊維が多めのドッグフードを選んでみてください。

形状や硬さに工夫

シニア期は嗅覚の低下による嗜好性の変化や、歯のトラブルによりご飯が食べにくくなってしまうことも…
あまりご飯を食べてくれない子には食べやすい形状や硬さに工夫されたドッグフードを試してみましょう。


口腔ケアができるフード

気を付けたい病気の一つが、歯周病などの歯のトラブルです。
歯石の形成を抑えるポリリン酸Naが配合されているフードを選ぶのも、予防のための選択肢になります。

オメガ3・オメガ6配合で毛並みケア

不和脂肪酸のオメガ3・オメガ6は人間だけでなく、犬にも良い効果のある成分です。
関節ケアやツヤのある被毛作りに効果を発揮するので、積極的に摂取したい栄養素です。

シニア犬におすすめのドッグフード5選


【コスパ最高】オリジン シニア

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢シニア
内容量/
給餌量
2kg/90g
食費1日/
1カ月
210円/6,311円
おすすめ
包装/価格
2g/4,675円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国カナダ
※5㎏の成犬に与える量として計算

マジさんコメント

『オリジン/チャンピオンペットフード社』は世界で最も多くの賞を受賞しているフードです。
原材料から製造ラインまで自社でコントロールし、品質管理を徹底しています。

そんなオリジンの特徴は、なんといってもコスパの良さがあげられるでしょう。
通常高品質高タンパクのドッグフードを探すと月/食費10,000円以上が相場ですが、オリジンの場合は同等の高性能フードにも関わらず、月/6,000円程度で済みます。
高タンパクでコスパの良いドッグフードを選びたい飼い主さんには、オリジンがおすすめです。

【抗酸化成分】フィッシュ4ドッグ

項目詳細
目的完全食
タイプドライ
対応年齢成犬・シニア
内容量/
給餌量
1.5kg/100g
食費1日/
1カ月
226円/6,776円
おすすめ
包装/価格
1.5kg×2袋/6,776円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国イギリス
※5㎏の成犬に与える量として計算

マジさんコメント

ペット先進国イギリスで作られた、フィッシュ専門ドッグフードブランド、フィッシュ4ドッグ「スーペリア」シリーズは、海の恵みからつくられた最高級ドライドッグフードです。

ベースとなるサーモンは抗酸化成分であるアスタキサンチンが豊富。
活性酸素対策としてとても優秀なドッグフードです。

【低カロリー・抗酸化成分・関節ケア・良たんぱく】ピッコロドッグフード

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢シニア
内容量/
給餌量
1.5kg/85g
食費1日/
1カ月
210円/6,293円
おすすめ
包装/価格
3g/7,404円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国イギリス
※5㎏の成犬に与える量として計算

マジさんコメント

シニア犬のために開発されたピッコロドッグフードは、低カロリー低脂質かつ動物性タンパク質が70%含有されており、効率的に必要なエネルギーを摂取できます。ほかにも整腸作用、関節ケア、抗酸化成分配合とうれしい成分がたくさん!唯一気になる点はリンの含有量が少し高めなところ。ただしとびぬけて高いわけではないので、腎臓に疾患がない子であれば第一選択として検討してもらえるドッグフードです。

【低リン】ブリスミックス ドッグ pHコントロール グレインフリーチキン

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢成犬・シニア
内容量/
給餌量
3kg/150g
食費1日/
1カ月
285円/8,550円
おすすめ
包装/価格
3kg/5,700円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国日本
※5㎏の成犬に与える量として計算

マジさんコメント

ブリスミックスはシニア犬専用ではないものの、リンの含有量が低くカロリーも抑えられたシニア犬におすすめのドッグフードです。 
アガリクス茸配合、口腔内ケア、関節ケアとシニア犬に嬉しい成分も配合されています。

【関節ケア】HAPPY DOG ミニ ピエモンテ

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢成犬・シニア
内容量/
給餌量
4kg/100g
食費1日/
1カ月
242円/7,260円
おすすめ
包装/価格
4kg/9,680円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国ドイツ
※5㎏の成犬に与える量として計算

マジさんコメント

HAPPY DOGはドイツの厳格な基準をクリアしたヒューマングレードの食材だけを使用しています。
関節の健康に良い緑イ貝を配合。栄養バランスも整った良質なドッグフードです。

今回紹介したドッグフードの比較

項目オリジンフィッシュ4ドッグ「スーペリア」ピッコロドッグフードブリスミックスHAPPY DOG
目的総合
栄養食
完全食総合
栄養食
総合
栄養食
総合
栄養食
タイプドライドライドライドライドライ
対応
年齢
シニア成犬・
シニア
シニア成犬・
シニア
成犬・
シニア
内容量/
給餌量
2kg/90g1.5kg/100g1.5kg/85g3kg/150g4kg/100g
食費1日/
1カ月
210円/
6,311円
226円/
6,776円
210円/
6,293円
285円/
8,550円
242円/
7,260円
おすすめ
包装/価格
2kg/4,675円1.5kg
×2袋/
6,776円
3kg/
7,404円
3kg/
5,700円
4kg/
9,680円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式
サイト
公式
サイト
公式
サイト
公式
サイト
公式
サイト
生産国カナダカナダイギリス日本ドイツ
公式
サイト
CHAMPION PETFOODS株式会社グッドスマイルインターナショナル株式会社レティシアン株式会社ケイエムテイワールドプレミアム
※5㎏の成犬に与える量として計算

まとめ

シニア犬におすすめのドッグフード、いかがでしたでしょうか?
気になるフードがあれば是非チェックしてみてくださいね。

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