【ライフステージ別】子犬におすすめのドッグフード5選

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ドッグフードを選ぶときは何を基準にしていますか? 

原材料・栄養バランス・生産国・健康に配慮したフード・価格などなど。 
ドッグフードを選ぶときの基準っていろいろありますよね?

その中でも、今回はライフステージ別にドッグフードを探してもらえるよう、
子犬におすすめのドッグフードを探しました。
ドッグフード選びで迷っている方はぜひ参考にしていただけたらうれしいです。

この記事はこんな人におすすめ

  • 新しくお迎えした子犬に合ったドッグフードを知りたい
  • 子犬が太ってきた
  • 生まれた子犬が乳離れの時期になった
目次

子犬と呼ばれる時期はいつまで?

『子犬』と呼ばれる時期は
生まれてから~1カ月ごろまでの母乳を飲む『哺乳期』
・1カ月~2カ月ごろまでの親犬と同じフードを食べ始める『離乳期』 
※ここまでが急速に身体が成長する『哺乳・離乳期』

2カ月~12カ月ごろまでの『成長期』 
※成長が比較的穏やかになる『成長期』

に分けられます。

身体を作っていくために多くのカロリーを必要とする時期ですが、まだ消化器系の機能が未発達な状態です。
そのためカロリー密度の高い食事を与える必要があるのです。

今回の記事ではドッグフードを食べ始める『離乳期』『成長期』について、
必要な栄養素や選ぶときのポイントを解説します。

子犬に必要な栄養とは?

離乳期に必要な栄養素

  • 1gあたりのカロリー濃度が高いフード
  • 骨組織の発達に適した栄養バランス

1gあたりのエネルギー密度が高いフード

生後1カ月を過ぎたころから親犬と同じフードを食べられるように移行させていくのですが(離乳期)
初めのうちはもちろん食べられる量も少なく、消化器系も未発達で消化吸収する機能も弱い状態です。
そのため十分なエネルギーを摂取するためにカロリーが高く、消化性の高い食事が必要になります。

ドッグフードのパッケージを見ると(100gあたりのエネルギー)〇〇kcalのような表示があるよ!
愛犬の状態によるけど、目安として100gあたり350kcal以上のドッグフードを選ぼう!

骨組織の発達に適した栄養バランス

この時期の子犬は主に骨組織が発達する時期です。
骨の発達に必要なカルシウム・リン・マグネシウムなどのミネラルをバランスよく摂取することが重要です

成長期に必要な栄養素

  • カロリーを抑える
  • カルシウム・リンの栄養バランス

カロリーを抑える

この時期からは成長が緩やかになるため、離乳期と比べてカロリーをやや抑える必要があります。
特に生後4~5ヵ月からは脂肪組織が発達し始めるなので、
高カロリーフードを与え続けて太らせないように注意が必要です。

カルシウム・リンの栄養バランス

この頃から骨の成長がひと段落し、筋肉が成長し始める時期です。

そこで問題になるのが『カルシウム』の過剰摂取!
成犬の場合食事に含まれるカルシウムのうち体内に必要な量のみが吸収されるようになりますが、
生後5ヵ月ぐらいまでの子犬の場合は、
身体の機能が未発達のため食事に含まれるカルシウムを過剰に吸収してしまのです。
したがって、子犬に必要以上にカルシウムを与えると過剰に吸収しすぎてしまい、
かえって骨の成長に悪影響を与えるため注意が必要です。

カルシウムの過剰摂取に注意!
さらにリンが過剰になると骨の石灰化障害を起こす可能性があるので、栄養バランスが大事!
カルシウム/リンの含有量
カルシウム:1.3%~1.6%
リン:1%~1.3%
程度の割合で入っているのが理想だよ!

成長期を通した食事

  • 高タンパク質
  • デンプンを多く含まない食事
  • 抗酸化成分を配合
  • 消化に良い成分が入っている

高タンパク質

子犬の時期は身体が急速に成長してくため、骨や筋肉などの発達に欠かせないタンパク質を十分に摂取する
必要があります。
栄養が不足しないように、高タンパク質のドッグフードを選んであげましょう。

タンパク質が不足すると、発育不良や抗体不足などで病気に感染しやすくなるだけでなく、
場合によっては犬の生命にも関わることもあるので注意が必要です。

タンパク質の目安として『小型犬30%以上、大型犬37%以上』は最低限欲しいところ

デンプンを多く含まない食事

子犬の時期はデンプンを消化する『酵素』の分泌が不十分
そのため、デンプンを多く含まないフードを選ぼう

高タンパク質低炭水化物が理想

抗酸化成分を配合

生後すぐのころに母乳から免疫をもらいますが、子犬自身の免疫は十分発達しておらず免疫力が不安定
この時期は伝染病などの病気にもかかりやすいので十分に注意が必要です。

免疫力補助のために抗酸化成分(β-カロテン、 ビタミンC、 ビタミンE、 ルテイン、 タウリン)
が配合されたドッグフードを選ぶと効果的です。

またペットショップやブリーダーからお迎えする子は子犬の時期が多く、
子犬期の生活環境の変化が大きなストレスになっていることも
ストレスも免疫力を低下させる要因の一つになるので、子犬の体調の変化は見逃さないように、
何かあれば獣医さんに相談してください。

消化に良い成分が入っている

子犬の時期は消化管機能が未発達で負担がかかってしまうことも。

消化を助けるために『フラクトオリゴ糖』などの発酵性食物繊維が入ったドッグフードを選びましょう。

発酵性食物繊維とは?
腸の中で善玉菌のエサとなって発行する食物繊維。消化を助けてくれる。
大麦、小麦全粒粉、ゴボウなどの茶色い穀物や大豆、海藻などに含まれる。

ドッグフード選びのポイント

あったらうれしい機能

  • 食べやすい形状・硬さ
  • 歯の健康に配慮した成分
  • 脂肪

フードの食べ始めの頃はもちろん、成長期はまだ体格も未発達でドッグフードを食べるのに苦労することも、
小粒であまり硬くないフードを選べると理想です。
もし子犬が食べにくそうにしている場合はぬるま湯でふやかしてあげるのもおすすめです。
消化にも良いので是非試してみてください。

また、生後4ヵ月ごろから永久歯が生え始めるので、
歯の健康に配慮した成分(ポリリン酸ナトリウムなど)を含むフードだと口腔ケアもできておすすめです。

気を付けたいこと

子犬の時期に必要なのは適切な栄養バランスです。
市販されている子犬用ドッグフードなどは栄養バランスを考えて作られていますが、
不必要にサプリメントを追加するとかえって栄養バランスを崩してしまい、
子犬の成長と将来の健康に悪影響を与えることになります。
ミネラルやビタミンのとりすぎには注意しましょう。

子犬に大切な栄養素まとめ

子犬用ドッグフードに必要(欲しい)成分一覧

  • 骨や筋肉の発達: タンパク質
  • 骨の発達: カルシウム リン マグネシウム
  • 腸内善玉菌の増加: フラクトオリゴ糖
  • 腸内悪玉菌の減少: マンナンオリゴ糖
  • 免疫力を高める: 抗酸化成分 (β-カロテン、 ビタミンC、 ビタミンE、 ルテイン、 タウリン)
  • 歯の健康: ポリリン酸ナトリウム

子犬用ドッグフードを選ぶときに考えたい栄養素

  • エネルギー密度が高い(高カロリー)
  • 高タンパク
  • でんぷん控え目
  • 発酵性食物繊維配合
  • 抗酸化成分配合
  • カルシウム/リンの含有量バランス

子犬におすすめのドッグフード5選

オリジン パピー

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢子犬
1袋あたりの内容量/給餌量2kg/76g
1日の食費/1カ月の食費203円/6,093円
おすすめ包装/価格2kg/5,345円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国カナダ

マジさんコメント

『オリジン/チャンピオンペットフード社』は世界で最も多くの賞を受賞しているフードです。
原材料から製造ラインまで自社でコントロールし、品質管理を徹底しています。

オリジン・パピーの特徴は高タンパク・高カロリー・低炭水化物と、子犬にとって理想の栄養配分になっています。
少しの量でしっかりと栄養補給ができるので、食が細い子に是非食べてほしいフードです。

アカナ パピー・スモール・ブリード 

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢子犬
1袋あたりの内容量/給餌量2kg/90g
1日の食費/1カ月の食費178円/5,346円
おすすめ包装/価格2kg/3,960円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国カナダ

マジさんコメント

オリジンと同じくチャンピオンペットフード社から発売されている「アカナ」

アカナ パピー・スモール・ブリードの特徴はオリジンと同じく高タンパク・高カロリー・低炭水化物の栄養バランスを実現しています。さらにカルシウム/リンの含有バランスも整っているので、子犬にとって理想的なフードといえるでしょう。
どちらも良いフードですが、子犬用に関していえばオリジンよりもアカナをおすすめします。

フィッシュ4ドッグ「スーペリア」パピー

項目詳細
目的完全食
タイプドライ
対応年齢子犬
1袋あたりの内容量/給餌量3kg/100g
1日の食費/1カ月の食費241円/7,227円
おすすめ包装/価格3kg/7,227円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国イギリス

マジさんコメント

ペット先進国イギリスで作られたフィッシュ専門ドッグフードブランドのフィッシュ4ドッグ
「スーペリア」シリーズは海の恵みからつくられた最高級ドライドッグフードです。

フィッシュ4ドッグ「スーペリア」パピーの特徴はサーモンをベースとした原料で抗酸化成分に優れた栄養を摂取することができます。また、オメガ3も豊富で、被毛の維持や体調を整える効果も。
必要な栄養素を効率よく吸収し、疲れ知らずの元気なワンちゃんに育ってくれるでしょう。

アーテミスフレッシュミックス スモールブリードパピー

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢子犬
1袋あたりの内容量/給餌量3kg/106g
1日の食費/1カ月の食費164円/4,925円
おすすめ包装/価格3kg/4,646円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国アメリカ

マジさんコメント

アーテミスは、アメリカの専門雑誌「ホールドッグジャーナル」で
最高級品質と評価され続けているフードです。

アーテミスフレッシュミックス スモールブリードパピーの特徴はニンジンやリンゴなど抗酸化作用のある食材を豊富に取り入れ、また子犬に大切なカルシウム/リンの含有バランスもベスト
L-カルニチンが含まれているので脂肪燃焼効果もサポートしてくれます。

HAPPY DOG ミニベビー & ジュニア

項目詳細
目的総合栄養食
タイプドライ
対応年齢子犬
1袋あたりの内容量/給餌量4kg/105g
1日の食費/1カ月の食費185円/5,544円
おすすめ包装/価格4kg/7,040円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト
生産国ドイツ

マジさんコメント

HAPPY DOGはドイツの厳格な基準をクリアしたヒューマングレードの食材だけを使用。
消化吸収率が90%以上と消化吸収に優れたドッグフードです。

HAPPY DOG ミニベビー & ジュニアは消化吸収能力の弱い子犬にもおすすめです。またタンパク質の含有量獣医師が成長期の小型犬に推奨する29%(乾物量換算で30%以上)と必要十分 
カルシウム/リンの含有率も表示されているので安心して与えられるフードです。

今回紹介したドッグフードの比較

項目オリジンアカナフィッシュ4ドッグアーテミスHAPPY DOG
目的総合栄養食総合栄養食完全食総合栄養食総合栄養食
タイプドライドライドライドライドライ
対応年齢子犬子犬子犬子犬子犬
1袋あたりの内容量/給餌量2kg/76g2kg/90g3kg/100g3kg/106g4kg/105g
1日の食費/1カ月の食費203円/6,093円178円/5,346円241円/7,227円164円/4,925円185円/5,544円
おすすめ包装/価格2kg/5,345円2kg/3,960円3kg/7,227円3kg/4,646円4kg/7,040円
最安値(公式・AMAZON・楽天)公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
生産国カナダカナダイギリスアメリカドイツ
公式サイトCHAMPION PETFOODSCHAMPION PETFOODS株式会社グッドスマイルインターナショナル株式会社ケイエムテイワールドプレミアム

まとめ

子犬におすすめのドッグフードはいかがでしたでしょうか?
気になるフードがあれば是非チェックしてみてくださいね。

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