ペットショップで子犬を迎えた際、
「最初のうちは今まで食べさせていたドッグフードを与えてくださいね」と
ペットショップであげているドッグフードをおすすめされたことはありませんか?
小さいうちに母犬から離れ新しい家族に迎えられる子犬たちは、
新しい環境に慣れるまで不安がいっぱい。
ご飯ぐらいは慣れているものを与えてあげたいものです。
ただいずれは自分で美味しいドッグフードを選んであげたい。
そう考える飼い主さんもいるのではないでしょうか?
そこでこの記事ではペットショップから迎えた子犬のドッグフードを変えるタイミングや方法、
注意点について解説していきます。
ペットショップで勧められたドッグフードをいつまであげれば良い?

ペットショップで子犬を購入した際、一緒に勧められるフードは今まであげていたものと同じフードだと思います。
お家に迎えたばかりの頃、子犬は住む環境が変わり大きなストレスを感じています。
せめてドッグフードぐらいはお店にいたころと同じフードを与えて安心させてあげたいものですよね。
子犬が新しい環境に慣れるぐらい(1カ月~2カ月)程度はフードを変更せず様子を見てあげてください。
ドッグフードは必ず変えないといけないの?
子犬が健康に過ごせているのであればペットショップで勧められたフードを無理に変える必要はありません。
ただし、ドッグフードはそれぞれ適した対応年齢が決まっています。
ドッグフードによって
≪子犬用、成犬用、シニア犬用≫
などとパッケージに記載されているので、
ライフステージに適したフードをあげるようにしましょう。
※子犬用から成犬用フードへの切り替えはこちらもチェック→【ライフステージ別】成犬におすすめのドッグフード5選
ドッグフードの切り替え方法

新しいドッグフードへは1週間程度掛けて徐々に切り替えましょう。

一気にドッグフードを切り替えてしまうと子犬に大きな負担を掛けてしまうことになり、
体調を崩してしまったり食べてくれなかったりといろいろな問題が起きやすくなります。
特に子犬は消化器官が未発達なので軟便や下痢など便の状態に注意しながら切り替えていきましょう。
切り替えるときの注意点

- ドッグフードを一気に変えない
- 軟便や下痢になったら元に戻す
- 食べてくれなかったら元に戻す
- アレルギーに注意する
- 切り替える間は食べる場所、時間、お皿などの環境は変えない
ドッグフードを一気に変えない
ドッグフードを一気に切り替えてしまうと子犬に大きな負担を掛けてしまいます。
切り替えるときは1週間程度掛けて徐々に切り替えていきましょう。
軟便や下痢になったら元に戻す
ドッグフードを切り替える際に軟便や下痢が見られたら切り替えを中止して一度元に戻しましょう。
子犬は消化器官が発達しきっておらず成犬と比べ消化吸収能力が劣っています。
便の状態には特に注意して切り替えていきましょう。
食べてくれなかったら元に戻す
ドッグフードを切り替える際、新しいフードに対して食いつきが良くないことがあります。
原因は様々で気分的なものや体調不良、
香りが嫌いなんてこともあるかもしれません。
食いつきが悪いときは無理に切り替えず、タイミングを見て再チャレンジしてみましょう。
アレルギーに注意する
ドッグフードを切り替える際に気を付けたい病気はアレルギーです。
嘔吐、下痢、皮膚の以上(痒がる、赤くなる)など異変があったら切り替えを中止してすぐに獣医に相談しましょう。
切り替える間は食べる場所、時間、お皿などの環境は変えない
新しいフードに切り替える際は食事時間や場所など、今までの習慣は変えないようにしましょう。
犬は環境が変わることを好まずストレスを感じてしまう子がいます。
環境の変化に戸惑ってしまい新しいフードを食べなくなってしまうこともあるので、
出来るだけ環境の変化は少なくしてあげてくださいね。
まとめ
ペットショップから迎えた子犬のフードを切り替えるポイント
- 一気にフードを変えない
- 1週間かけて徐々に切り替える
- 新旧のフードは混ぜてOK
- 下痢や食いつきに異変がある場合は切り替えを中止する
- フードを切り替えるとき食事時間や場所などの習慣は変えない。
ドッグフードの切り替え方法やタイミングはいかがでしたでしょうか?
切り替える際は子犬の健康状態に注意しながら徐々に切り替えてあげてくださいね。
